介護タクシーとは?利用する方法

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介護タクシーとは

訪問介護の説明において、「通院等乗降介助」と書かれているのは介護タクシーを意味しますが、この呼び方では少々わかりにくいものです。
そのため、介護保険を利用する人やその家族は介護タクシー(またの名を介護保険タクシー)の存在を知らないという人もいるかもしれません。
せっかく、便利なものですから、知っておいた方が良いのはいうまでもないことです。

介護タクシーはタクシー会社が介護保険の中で行うサービスで、病院に行く際など、被保険者が利用するときに介護の資格を持った運転手が乗降の手伝いをしてくれますから、助かります。
また、寝たきりの人の場合でも、必要に応じての手伝いをしてくれるようです。

利用方法

利用方法ですが、介護保険利用サービスにもなりますので、まずはケアマネージャーに使いたい旨を伝えます。
そうしますと、ケアマネージャ―が介護保険タクシーの会社に頼んでくれますから、その後に利用者と事業が契約を結ぶという流れです。

介護タクシーは完全予約制という形を取っています。
利用したい日を言って、調整してもらって予約という形になりますが、利用者で混み合っていて希望通りの日に予約できないということもありますので、早めにケアマネージャーに申し出たほうが良いです。

注意点も知っておこう

便利な介護タクシーですが、注意事項もありますので、その点に気を付けて利用するようにした方が良いです。
まず、使うには条件があり、使えるのは要介護1~5の人で、要支援の人は使えません。

行先にも制限があります。
病院、市役所、区役所などの公的な機関、銀行、介護サービスを受ける希望のある介護施設の見学、選挙など、必要最低限度です。
タクシー会社によってはこのような制限がない場合もありますが、そのような場合は介護保険の適用外になりますので、注意した方が良いでしょう。

今後の課題

介護タクシーの今後の課題はもっと広く利用されるようになることです。
2015年調査の年齢階級別訪問介護利用者数の割合を見ますと、40~64歳4.8%、65~69歳では3.5%、70~74歳、75~79歳では共に3.5%、80~84歳では2.8%、85~89歳では2.0%、90歳以上では1.4%になります。
同じく2015年に訪問介護受給者97万4000人の調査「要介護状態区分別にみた訪問介護内容類型別受給者数の利用割合介護度別」での介護タクシーの利用者の割合は、要介護1の人は9.4%、要介護2の人は13.1%、要介護3の人は11.9%、要介護4の人は10.6%、要介護5の人は7.4%です。

このように見ますと、まだあまり利用されていません。
せっかくの制度なので、もっと多くの人に利用してもらった方が良いです。
どのようにして、このように便利な介護タクシーを世の中の介護が必要な人たちに広く知ってもらえるかが今後の課題になります。