性的な言動・性的ないやがらせの対応とは

Home / 性的な言動・性的ないやがらせの対応とは - , by grega7uk

性的な言動や行動、嫌がらせなども介護の現場で起っている

認知症の方が介護してくれる人や家族に対していやらしい性的な行動をするということもあります。
イヤラシイことをわざと口にしたり、実際に体を障ろうとしたり・・・時には性行為を迫ってくるということもあります。

こうした行動は、認知症の患者さんに限ることなく高齢者にみられる行動として知られ、こうした行動がみられると、介護を専門とするプロも介護をすることを嫌がるようになり、またご家族としても、いい年をして・・・と非常に恥ずかしい思いをしていました。

高齢になる、認知症になるという状態であっても性的欲求というのは消失されない方も多いです。
認知症の方の場合には、性的欲求が性的な行動とイコールになっていないこともあります。
認知症の高齢者の心理には、孤独感があり、様々な行動を起こすことがあり、こうした行動の一つとして、性的な嫌がらせ、言動などが起っているのかもしれないとされています。

孤独感を解消したいという無意識の欲求が、介護者の気を引こうといやらしい事を言ったり、介護してくれる人にスキンシップをもとうと性的な行動を求めて来たりするということもあるようです。

こうした行為にはもちろん感情的になってしまうと思うのですが、本人を傷つけるような言動をしたことで、うつなどになり、余計に認知症がひどくなったということもあるので、ご家族、介護者は、これも認知症の患者さんにみられる行動の一つとして考え対応していくことが必要でしょう。

冷静に落ち着いて対応することが必要

性的な行動を起こされると、高齢者に対して嫌悪感を持ってしまう方も少なくありません。
夫のお父さんを介護されているお嫁さんがこうした性的な行動や言動を受ければ、とても冷静にいられないと思いますし、夫も嫌な思いをします。

こうした場合、介護する人を例えばできる限り夫にするとか、専門家に任せる、また夫の姉など兄弟に依頼するなどして対応するご家族もいます。
認知症なのだからとしっかり冷静に対応できるといえば、やはり血のつながった親子だと思いますし、もしそれが無理なら、体を障ろうとしたら鏡を置いて避け、そのような事をすると介護してくれる人が少なくなりますよと何度も丁寧に対応します。

それでもひどくそうした行為をしてくるようなら、介護する側も危険性が高くなることもありますので、家で寝る時などは、自室に鍵をかけるなど、自分を守るための配慮をする、また施設に入ってもらうなど、ご家族でしっかり考えることが必要だと思います。

力が強い被介護者などは無理やり性的関係を迫ってくることもありますので、こうした時、お嫁さんなどは家族にいえず、一人悩むという方もいるかもしれません。
でも一人で悩み問題が大きくなることもありますので、必ず、介護の専門家やご家族に相談し、しかるべき対応を考えるようにしましょう。