異食・蒐集壁(物集め)・人集めの注意点

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どうして?異食、物集めという行動が起こるのか

認知症を患っている高齢者の中には、食べ物ではないものを口に持っていく、また食べようとする異食という行動がみられることがあります。
この他にも、集めることにそれほど執着していなかったし、そういう趣味がない人がいきなり物を集めてくるということ、それも、ゴミや空き缶、食べ物などを勝手に収集してしまうなど、物集めという症状を起こす方もいます。

特に理由も呼ぶ必要もないのに、頻繁に介護者を呼ぶというご家族や介護者にとっては、非常に大変な症状「人集め行為」を行う被介護者も少なくありません。
なぜこうした行動をとるのかということの前に、異食という行動は、そのものを喉に詰まらせて窒息するということもありますし、不衛生な物を口に入れて感染を起こすということも考えられますので、その行動を予防するということが重要になります。

物集めの場合、放っておいても害がないもの、支障がないものについては集めさせてそれで気持ちよく楽しく過ごすことができるのなら、そのままでいいと思います。
でもゴミをあさって集めてきてしまうということになると、ご近所の方にも迷惑をかけることになりますので、ご家族も苦労します。

ご家族にとってストレスがたまる行動

食べ物ではないものを口に持って行ってしまうという行動は、危険な物なら口の中をきってしまうということもありますし、飲みこもうとして窒息の危険性があります。
また不衛生なものだと感染などの危険性もあるので、ご家族は見張っていなければなりません。

人を集めてしまうという症状も、忙しく家事に介護にと毎日を送られているご家族にとって、イライラさせるものですし、ストレスがたまる事となります。
対応に披露し、介護する気持ちも前向きになれないことがあるので、予防をしっかり考えなくてはなりません。

こうした行動がどうして起こるのかという点を調べていくと、孤独、また抑制など、原因が心の中に隠されていることが多いようです。

抑制などをあまりしないようにしてみる

これをしてはだめ、あれもダメとご家族としては危険な事を抑制することが事故防止とばかりに、外出なども一人でさせないように心を配ります。
こうした家族の心配の気持ちが裏目に出て、結果、異食や物集めなどの行動になっていることも多いといいます。

抑制、制止されることが多いと心理的な葛藤が継続的な状態となり、それが異常行動につながるというわけです。
食事、排せつを急がせるなど、本人の行動を抑制してしまう事等が、こうしたことにつながっているということもあるので、ご家族はよくこれまでの介護を見直してみる必要もあるでしょう。

孤独な気持から人集めしてしまうという被介護者もいますので、孤独な状態をなるべく作らないということも考えてみます。
ヘルパーさんに来てもらい外部の人とお話しする時間を設けたり、一緒のお茶を飲むなどしてもらうだけでも症状が改善するということもあるのです。