中核症状の介護基礎

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中核症状という症状をごぞんじでしょうか

皆さんは中核症状という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
この中核症状というのは、記憶障害、見当識障害、また判断力が低下するという症状を総称したものです。

高齢になって何度も同じ事を家族に聞いたりすることも多くなりますので、ご家族としてはイライラしてしまうということもありますが、これは高齢になったからこういうことも多くなるということではなく、本人が意図しないままに行っていることも多いのです。
お薬を飲み忘れた、食事をしたのにまた食事・・といってくる、火の不始末が怖いなど、こうしたことが起きている場合、早急に対応することが必要となりますし、防止する策も考える必要があります。

この中核障害の中でも見当識障害は深刻です。
現在がいつなのか、自分がどこにいるのか把握することが出来なくなっている状態を見当識障害といいます。
自分がどこにいるのかいつもいる場所なのにわからなくなる、また外出してからいきなりいる場所が分からなくなり迷子になるということもあります。

中核障害には家族が暖かく冷静に対応すること

人、物の名前がすぐに出てこない、同じ事を何度も聞いてくるということで、ご家族はまた?とイライラしてしまうかもしれませんが、冷静に、感情的にならずその都度、しっかりと答えてあげることが必要です。
食事などを何度もまだ食べていないといってくるようなら、食事の時間を伝えて、何時になったらご飯だから、それまでお菓子を食べる?などと気を紛らわせることも大切です。

認知症の方の中で、食べ過ぎて肥満となったという話などはほとんど聞かないので、食事制限があるという場合は仕方ありませんが、例えば小さいおにぎりを用意しておくなど、様子を見ながら食事といってきたらそういったものを食べてもらうということでもいいと思います。

環境整備も必須、時にけがをすることもある

見当識障害によって失禁するということも出てきますので、トイレがわかりやすいように環境を整えておくということも必要です。
トイレ以外の場所で失禁してしまうということなら、トイレの灯りをつけてドアを開けたままにしておく、夜だけでもそうしておくと失禁の数も少なくなることがあります。

また場所が分からなくなってけがをするということもありますし、調理していていきなり何をしているのかわからなくなるということもあるので、何かする時にはご家族が一緒に行動するということも心がける方がいいのかもしれません。
いなくなってしまうということもあるため、一緒に行動することで迷子になる恐れも少なくなりますし、誤って川や海などに転落してしまうという事故などを防ぐためにも、家族の誰かが一緒にいるということを心がけましょう。