失禁対策について

Home / 失禁対策について - , by grega7uk

寝たきりでも寝たきりじゃなくても起る失禁

親御さんの介護をされていて、失禁された時、息子さん、娘さんはショックで非常につらかったと話を聞くこともありますが、自分を育ててくれたご両親のいずれかが認知症や寝たきり状態に近くなり、失禁という状態を目の当りにしたら、それは誰でもショックだと思います。
認知症ではなくてもけがなどによって寝たきりになっていて、おむつを付けている生活が長かったという場合、寝たきりから起き上がれるようになってからも、尿意、便意を感じる力が弱くなり、常に失禁してしまうということも少なくありません。

膀胱炎や前立腺などの泌尿器の病気によって失禁するようになったという話も聞きます。
寝たきりから脱してトイレに行けるようになっても、最初はポータブルトイレなどを利用し、泌尿器の病気の時には、しっかりと治療することで、尿意などを感じることができるようになります。

見当識障害で起る失禁という症状

認知症になり見当識障害が始まった場合、失禁が起る事もあります。
夜中、トイレに行こうと目覚め、トイレに向かったのだけれど、トイレの場所が分からなくなった、また自分が何をしに来たのかわからなくなり失禁してしまうという例です。

また別の場所をトイレだと思ってしてしまったということもありますし、こうした失禁が連続すると、子どもと違い量も多く大変なので、介護する側がかなり疲労してしまうということもあります。
しっかりトイレに行ってよと叱りたくなりますが、被介護者は好きで失禁しているわけではなく、知らない間にしてしまっていることなので、叱る、怒るなどするのはかわいそうエス。

非難されると悲しみや恥ずかしいという気持ちが多くなり、そうなると今度は失禁したことを隠そうとするので、汚れた下着を箪笥の中に入れてしまうなど、ご家族がまいってしまうような行為をするようになります。

複雑な場所を作らないということが基本

見当識障害によって失禁してしまうということがあるようなら、トイレの場所をわかりやすくする、また場合によってはポータブルトイレを置くということも必要になるかもしれません。
夜の失禁が多いという場合、トイレの場所が分からなくなっていることが多いので、夜トイレの電気をつけたままにしておく、トイレのドアを開けたままにしておくなどしていくと、失禁の回数が減るということもあります。

大きく「トイレ」と表示したり、「厠」という文字にしたら、読めるようになって失禁が少なくなったということもあります。

トイレに誘う事を忘れずに

自分が起きている時間に、一度トイレに行っておこうか?と声をかけてトイレに行く、また時間を決めてトイレに誘うなどして、失禁の回数が少なくなったという声も聴きます。
本人が尿意を感じにくくなっていることもあるので、尿意を感じるころかな、というタイミングでトイレに誘ってみると改善するかもしれません。