クモ膜下出血

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激しい頭痛が合図

クモ膜下出血とは、脳を覆っている三層の中の一つであるクモ膜下と、軟膜の中に出血が起こる病です。
原因は、脳の動脈が膨らむ脳動脈瘤が破裂してしまうこと。
また、脳動静脈奇形による出血や、血管壁の異常などでも起こります。
他にも、頭部外傷によって起こることもあります。

クモ膜下出血の特徴は、ある日突然尋常ではない激しい頭痛に襲われること。
そして、それに伴って、吐き気がしたり嘔吐したりすることも多く、意識障害が起こる場合もあります。
激しい頭痛はある時本当に突然に起こり、そのまま持続。

頭痛を訴えてきた方の中には、出血量が多い為に、その後間もなく亡くなってしまうような方も少なくありません。
ですから、もし身近な方が激しい頭痛を訴えてきた場合は、至急救急車を呼ぶことが必要です。

医療機関では、頭のCTスキャンが行われます。
ここで病名がはっきりと分かることもあるのですが、もし不明だった場合は、次にMRI検査が行われます。
治療は、まず再出血を防ぐ為に行われます。

この治療は2つあるのですが、1つは外科手術。
そしてもう一つが血管内治療です。
どちらを行うかは、患者さんの状態などを見て判断することになります。
これらの治療が終了したら、今度はクモ膜下出血に対する治療が進められることになります。

タバコの危険

クモ膜下出血は、場合によっては命に係わる危険な病気です。
ですから、日頃から予防できるよう注意して暮らしていくことも大切です。
タバコを吸っている方は、是非禁煙しましょう。
喫煙者は、タバコを吸わない方よりも発症する確率が2~3倍も高いとのことです。

喫煙は、血圧を上げてしまう原因にもなります。
血圧が高めの方も要注意。
高血圧の方は、そうではない方よりも発症率が3倍も高いと聞きます。

高血圧予防は、食事を見直すことでもできます。
昔からよく言われていることなのですが、塩分は控えめにしたいものです。

そして、アルコールの量を控えたり、運動を積極的に摂り入れるなどの対策も。
ストレスをできるだけ溜めないようにすることも、高血圧予防の一つとなります。
もしも、両親や兄弟姉妹、祖父母、子供、孫の中にクモ膜下出血になった方がいらっしゃる場合は、脳動脈瘤ができる可能性が高いですので気を付けてください。

早期発見、早期治療

病気を発症する前に、頭がもやっとしたり、めまい、目の痛みなどを訴える方もいらっしゃいます。
この他にも、頭痛がしたり二重に見える方もいます。
こういった症状は、起こってもすぐに治まってしまうことも少なくありませんので、一度医療機関に行って診てもらった方が安心です。

それと、脳ドックを受けることもオススメします。
クモ膜下出血に限ったことではありませんが、早期発見、早期治療を行うことが何よりです。